先日のグーグルアップデートで多くのブロガーが阿鼻叫喚されているのを片目で見ていた先日の私。
「どうせ初心者ブロガーには関係ないだろー」と思って軽くすかしていた私は驚愕の事実を目にするのでした。
アップデート後の変化
大規模ECサイトの評価向上
・上記に伴い中小規模のEC・比較サイトが大幅に下落傾向芸能系のクエリにおいて一部の大手メディアサイトの評価が向上
・芸能人名ではwikipediaが1位
・芸能人の情報を収集したデータベース系サイトや歌詞サイトで順位が下落
・著作権等が意識している可能性もある
・1位はwikipediaが網羅的な情報を掲載
・速報性のある大手メディアが上位に表示される傾向
・今後は速報性がより重要視されるようになる可能性がある画像、動画需要の増加
・画像系SNSや動画サイトが検索結果に多く表示されるようになっている個人が投稿するメディアについては下落傾向
https://analytics.cinc-j.co.jp/2020/05/11/211420
・個人運営のアフィリエイトサイトや個人の投稿型メディアは順位が下落
・例外として大手が運営している質問サイトは評価が向上
まとめると・・・
企業強すぎ。
動画や画像を見てくれ。
だとすると個人ブログで戦ってる人って・・・
個人×文章=googleに相手にされない・・・・?
この構図が出来上がるのでは?と感じております。
グーグルからのお言葉
グーグルもこのように言っています。
EATをしっかりしろ!!!
EATとはグーグルがウエブサイトの評価をする場合に、判断の基準にしている重要なポイントです。
専門性、権威性、信頼性という三つの要素から成り立っていて、英語ではそれぞれExpertise、Authoritativeness、Trustworthinessと言います。
Expertise(専門性)
専門家によって情報提供されているか
Authoritativeness(権威性)
専門性の高いブログやサイトから評価(リンク)されているか、そのジャンルに精通しているか
Trustworthiness(信頼性)
ブログやサイト、そして運営している人を信頼できるか
参考 General Guidelinesより
ようするに「専門家が書いてあって、良質な被リンク(公的機関等)も多くて、しっかりしたソースがある」サイトが上位を取るわけです。
健康アップデートの範囲を全範囲に広めたようなものですかね。
Twitterでの賑わい
ぐ、グーグル先生!!
— タケウチ@【記事添削企画】開催中! (@takeuchi_0820) May 9, 2020
諦めたらそこで試合終了…
諦めないことの大切さを僕に教えてくれているんですね!?
…もろに被弾したからこそ言える。
サイトたくさん作っておいて良かった…。。
生き残っているサイトたちとともに
絶対巻き返してみせる!!#アプデ#被弾#グーグルアップデート pic.twitter.com/Qa4ysegU9C
完全にグーグルアップデートにやられてますが、皆さんもこんな感じでしょうか…#Googleアップデート #ブログ #ブロガー #アフィリエイト #アフィリエイター pic.twitter.com/m85j5rVRKE
— 電脳図書館@副業ブロガー (@dennou_seikatsu) May 9, 2020
このように副業ブロガーやアフィリエイターの収益はがくんと落ちているのが現状です。
しかし、このように収益が出ている方たちは、月に何十万と稼いでいる人達です。
何十万の収益が落ちて、1万~2万程度になっている報告が多いのですが、
それでも1から2万は稼げているのかと思いました。
初心者にとって1万円はかなり大きい数字です。
まだ可能性はあるのでは?と、このときは思いました。
しかし、月1万程度稼いでいた人たちも被弾しています。
アドセンス1桁が1週間ほど続いております…😇
— ペコ@ブログ8ヶ月目 (@peko_blog125) May 26, 2020
アドセンスはお小遣い感覚だったのですが、アフィリが発生しなくなってから今やアドセンスも大切にしたいところ。
Googleさん、おらにアドセンス収益を分けてくれ〜ぃ😭
なかなか厳しい状態が続いています。
おそらく何十万を稼いでいるブロガーは複数のサイトを作ってるのでリスク分散ができているのかなと感じています。
なんで、8割のサイトが検索0になっても、他の2割でカバーするって感じですね。
それなら、個人で100記事書くよりも
20記事×5サイト作る方がリスク管理はできるのかなと感じています。
まあそもそも検索流入があったらの話ですけど。
ロングテールキーワードでも厳しい
よくブロガー界隈では、「ロングテールキーワードで勝負しろ!」とよく聞くことがあると思います。
例えば「カメラ おすすめ 格安」といたように細分化してキーワードを作る方法ですね。
このようにニッチなワードで勝負することが、ブロガーの常識となっています。
しかし、調べている人はわかるのですが、ニッチなロングテールワードでもかなり難しくなっていうのが現状です。
5/5のアプデでドメインパワーが強いサイトが軒並み上位に上がりました💦
— ライ⚡️ブログ初心者の味方 (@rain0te) May 29, 2020
ボリュームの大きいキーワードは企業サイトばかりなので、穴を探すのが難しくなっています。
ジャンルやキーワード選びがより大事になってきますね。 https://t.co/WdAQmchIto
このようにロングテールキーワードでも上位を取ることが難しいと感じています。
しかし、まだ抜け目があるのも事実。
その抜け目を探していくことが、今後記事を上位表示させる決め手になると考えます。
ただ、その抜け目をさがすのにだいぶ時間がかかりますが・・・
SEOへの影響
SEOをよく分析されている記事があります。
ブログを初めてまだ1ヶ月ですが、ここまでSEOに関して調査した記事は中々ないと自負しています。
— jobtasu (@jobtasu) May 28, 2020
有益な情報が盛り沢山なことを100%保証するのでSEOに少しでも興味ある方はご覧ください。
「有料Noteより絶対役立つブログの長期SEO戦略」https://t.co/RYwka1yRgq
ここでは、被リンクの重要性が書かれています。
いくらロングテールワードで狙っても被リンクが増えないと意味ないよーってことですね。
なら初心者はかなり厳しいんじゃ?と思いました。
しかし、記事の質を上げることで、もしかすると被リンクがもらえるかもしれません。
専門性の部分が大事ですね。
今後はどうしたらいいの?
検索流入は難しいが0ではない
ロングテールワードでも厳しくなっていますが、ニッチなキーワードで個人ブログが上位を取っているキーワードは狙えます。
しかし、グーグルのアップデートでどんどん狙えるキーワードが減っているのも事実。
「ブログは資産にはなる」は半分あって、半分間違っていると思います。
SNSと連携
どうしてもブログにこだわるなら、SNSは必須になってきているように思います。
Googleで検索流入がなくても、SNSのコアなファンが信頼してくれるなら、ブログへの流入があります。
飛び道具的に、インスタやTwitter、Youtube、noteそのほか音声メディアをうまく使い分けていくことの検討は必須です。
トレンド記事に徹する
ある程度、検索ボリュームが大きいキーワードは、公式サイトや大企業のメディアが今後も上位を固めていくと思われます。
あえてSEOにこだわるのであれば、トレンド記事に徹するのが1つの戦略です。
おっしゃる通り、トレンド記事は諸刃の剣です。毎日最低3記事投稿を続けてようやく月1万円くらいになるのかな?って感じです。
— かなた@褒め添削ブロガー (@kanata_blog) May 26, 2020
ただ、誰でも気合があればできるので敷居は低いです。
特化ブログならトレンド織り交ぜるのはお勧めしません。カテ違いの記事や質の悪い記事は評価を下げる要因になるので
このようにデメリットとしては、記事自体の消費期限が短いことですが、収益は上がります。
ただかなりきついと思います。
稼ぐなら・・・ってかんじですね。
趣味ブログに徹する
ブログのメリットとして・・・
1 ブログは書くだけで楽しい
2 自分の考えを整理できる
3 もやもやを吐き出せる
4 深く考える
5 書くために自然と勉強する
6 行動範囲が広がる
7 アンテナが立つ
8 情報が集まってくる
9 同じ価値観の人が見つかる
10 名刺代わりになる
11 オファーが来る
12 経験が誰かの役に立つ
13 相手に教える手間が省ける
14 SNSのような制限がない
15 セレクトショップが作れる
16 わかりやすい文章が書ける
17 スキルが身につく
18 相手を応援できる
19 昔の自分に出会える
20 お金を稼げる
クロネの日記より引用https://kurone43.com/blog-merit/
このように稼ぎ以外にもメリットがあるとクロネさんが言っています。
まあ、賛否両論あると思います。
副収入目的で始めた人が多いからですね。
まとめ
Google検索から集客する方法は、5月のコアアプデでさらに難易度が上がり、撤退者も多く出しました。
「誰でも簡単にブログで稼ぐ時代は終わった」のだと思います。
ただ、それは「簡単に稼げるブログが終わった」だけです。
まだ稼げる方法が残っています。
どうするかはあなた次第。